フォノイコライザー
<Phono EQ.2>は小型ながらも磁気遮蔽されたシャーシに納められ、外部電源供給とで構成される完全なMM/MCフォノステージです。MM/MC入力用のRCA端子は個別に設けられ、スイッチによって切り替えを行うため、2系統のレコードプレーヤーシステムが接続可能です。
OCTAVEにとってレコード再生は、常に重要な位置を占めてきました。会社創立以降、ほとんどのOCTAVEプリアンプならびにプリメインアンプでも、完璧にチューニングされカートリッジ出力に応じて最適な調整機能(RIAAカーブ)を、内蔵フォノ入力の追加オプションとしてアナログ愛好家に向けて提供してきました。ターンテーブルを所持する音楽愛好家は多く、<Phono EQ.2>はOCTAVEの音の世界を体験したい方にとって見逃すことのできない製品です。
<EQ.2>には多くの利点があります。特に電源供給ラインの周波数50または60Hzが、レコード針がピックアップする超低レベルかつ敏感な入力電圧に影響を及ぼさない点です。MM型、MC型カートリッジのどちらをお選びになっても、微細な電圧は適合するインピーダンスとゲイン値に調整できます。インピーダンスは62~1,000Ωの間の13段階で設定可能、ゲインは4ステップの選択肢があり、フォノカートリッジとのマッチングが図れます。また、お手持ちのスピーカーのウーファー保護のために的確に微調整されたサブソニックフィルターも備えています。
OCTAVEの品質に撤したアプローチを受けて、全てのコネクタは金メッキに統一され、厳選された高品質な部材調達を行っております。しかし、最終的には製品が奏でる「音」がすべてであり、<EQ.2>のサウンドはその点において傑出しています。<EQ.2>は妥協の無いOCTAVEのアナログ品質を皆様にお届けします。
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