OCTAVE社の歴史は古く、1968年に現社長アンドレアス・ホフマンの父親が設立したコイルやトランスの製造会社「ホフマン・トランスフォーマーズ」にその端を発します。
その後1980年にOCTAVE社として最初の真空管アンプを発表しています。
OCTAVE社が今までの真空管アンプメーカーと大きく違うところは?
・・・現代のハイエンドオーディオ界において高度な音質を達成することができる確かな技術力をベースにアートの領域へ到達するものづくりの姿勢。
古典的な真空管技術と革新的な半導体エレクトロニクス技術を融合しデバイスの優劣論争とは無縁の高性能アンプを実現。
・・・OCTAVE社は30年以上前から最良のトランジスター技術で、いくつもの画期的なノウハウを取得し、それらを古典的な真空管技術と融合させることでハイクオリティーに、且つ魅惑的な真空管アンプをデザインしてきました。その例が、独自の電子保護回路、ソフトスタートの技術および電源回路の安定化などです。高音質と抜群の信頼性、クオリティを追及するハイエンドオーディオファイルに愛好される理由がここにあります。
OCTAVEアンプは真空管アンプとしての基本性能はもちろん、装置のコンデションを気にせずレコード・CDを通してより音楽の本質に近づくことができます。
すべてのOCTAVEアンプは、入力ソケットから出力トランス(自社で設計し製造)まで最高品質のコンポーネントだけで構成されています。
使用されるそれぞれのパーツを熟知しているからこそ最良の設計ができ、新たな改良点が見つかればすぐに試作し製品にフィードバックする体制を堅持しています。
ドイツ南部のKarlsbad(カールスバッド)にある本社で熟練した職人の手作業によりすべてのアンプが組み立てられています。また、すべての製品は出荷される前に48時間の通電テストを受け、合格したものだけが製品として出荷されます。
OCTAVE社の製品は発表後にもさらに良い製品を実現するための研究が続けられ、その成果は製品にフィードバックされています。
この姿勢はHP500(1986年に市場デビュー)が現在でも陳腐化せず市場で高い評価を得ていることからも実証されています。
OCTAVEアンプのユーザーは購入時の性能をそのまま長期間にわたり維持し、音楽を楽しむことが可能となります。
OCTAVEアンプで使用されるほとんどの機能とデバイスを自ら設計し、パーツも専門メーカーがOCTAVE社の仕様通りに製作されたものを使用するため、年月が経ってもオリジナルの部品を調達することが可能です。だからこそ販売されたすべてのアンプを長期的にその性能を楽しんでいただくことが可能となるのです。
Andreas Hofmann
Executive Director and Chief Designer OCTAVE Audio |