Black Box

The Black-Box is an external Power Supply Booster


Super Black Box

The Super Black-Box is an external Power Supply Booster with enhanced Capacity.
 
 
 
 
 
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MRE 220SE

MRE 220 SE: 盤石、それでいて柔軟

当時、新しく開発された真空管KT 120の特性を活かすため、新開発の出力トランスと電源を搭載し、極めて高い信頼性と最高レベルの繊細さというユニークな組み合わせを獲得したMRE220。
OCTAVE 「MRE220SE」は、進化をし続ける現代のスピーカーのアンプに対するより高い要求に応えるため、MRE220にさらなるブラッシュアップを施したOCTAVEの最新モノラルパワーアンプです。

今日の最新スピーカー設計は高解像度で忠実度の高さを特徴としています。
これに、ハイレゾ音源のデジタルフォーマットやレコード再生技術が驚異的に飛躍し、現代のハイエンドシステムは前例のない高品質の音楽再生が可能になりました。
しかしながら、すべてのスピーカーと完全に調和するパワーアンプを開発することは依然として非常に困難です。
それは、それぞれのスピーカーが必要とする電力、帯域幅、およびパワーアンプのダンピングファクターが異なるためです。
そこでOCTAVEは、アンプの重要な回路であるNFB(ネガティブフィードバック/負帰還)を切り替える、という新しいアプローチをMRE2220SEに対して行いました。
そうすることで、ほぼすべてのスピーカーに信じられないほどクリアで広々としたサウンドステージと、不純物のない完璧に分解された魅惑的な中音域、そしてシルキーで美しい音のバランスを提供するという柔軟性をMRE220SEは手に入れたのです。

 
Add On Modules  

Spezifications
■パワーアンプ部
出力段構成 五極管プッシュプル動作
出力管 KT120×4 or KT88-S4A-Carbon×4
OCTAVEオリジナルのバイアス調整機能によりKT100、KT90、6550、KT88、EL34等、差し替え可
ドライバー管/入力管 ECC 802 x 2 、6SN7 x 1
出力(4Ω時/KT120)

High:200W(連続)、220W(ピーク)
Low :140W(連続)、150W(ピーク)
※8Ω時は20%減

ダンピングファクタ―/DF

Low:4/High:8(8Ω負荷)
※スイッチ切り替え可能、出荷時Low 出力(4Ω時/KT120)

周波数特性 20Hz~70Khz/-3dB *フル出力時
残留ノイズ 100µV以下、150Hz~15kHz>-116dB
ゲイン 26db(RCA)
NFB値 9db(Low DF)/14db(High DF)
入力感度 RCA:1V (5kΩ入力負荷)
XLR:0.5V×2(25kΩ入力負荷)
高調波歪率 0.1%以下(10W/4Ω)/1.5%以下(180W/4Ω)
SN比 -116dB
最低負荷インピーダンス
バイアス Low: 33mA 、High: 40mA
エコモードのトリガーレベル 0.6mV
推奨スピーカー能率 85dB以上
■全般
消費電力 最小:180W(無信号時)、最大:550W、エコモード時:20W
入力 RCA x 1系統、XLR x 1系統
スピーカー端子 バインディングポスト x 1ペア(4㎜バナナプラグ, Yラグ6㎜以上対応)
XLRピンアサイン Pin 1: ground、Pin 2: + (hot)、Pin 3: - (cold)
その他の端子 BLACK BOX / SUPER BLACK BOX接続端子
ヒューズ(AC100V) 8A (スローブロータイプ)、5×20mm IEC
サイズ 488W x 229H x 419D (mm)*ノブ・端子・グリルカバー含む
重量 約29.3kg *グリルカバー含む
仕上げ シルバー/ブラック(アルミニウム・アルマイト加工)
付属品 電源ケーブル、3㎜ドライバー、真空管カバー脱着用六角レンチ、
スペア出力管(2本:1本/1台)
価格
KT88-S4A-Carbon×8本同梱(+スペア2本) ¥5,610,000/ペア
KT120×8本同梱(+スペア2本) ¥5,940,000/ペア
*仕様や価格は予告無く変更する場合があります。
  Dimensions (in mm)
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  Features
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インピーダンスタップについて・・・
OCTAVEのプリメインアンプ、パワーアンプは全て4Ω表示に統一されており、スピーカーのインピーダンスに応じて接続する個別の出力タップを設けることなく、OCTAVEの出力トランスは2Ωの低負荷から8Ωまで効率的に対応出来るように設計されています。
※詳しくはTECHNOLOGYページをご確認ください。

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PMZ コアについて・・・
PMZ の主な利点は浮遊磁場の軽減であり、コア内における磁界を最適化します。この特徴によって、トランスの変換効率自体を約5~10%向上させることができます。標準のEI タイプとの違いはギャップの形状です。 EI タイプは2 枚のピースからコアが成形されているため3 つのギャップがあり、うち2 つは磁気系の中心部分の外側にあります。それに対してPMZ タイプは1 枚のスチールで成形されています。ギャップを最小限に抑え、コアにおける損失を軽減することで、磁気密度をさらに10%向上させています。 この利点により、PMZ はパワートランスと出力トランスにおいて優れたものとなります。出力トランスにPMZ コアを使用することで、低周波数帯域においてとりわけ優れた特性を発揮し、歪みの減少と、出力の増加を実現します。真空管の出力信号はトランスにあまり左右されないとは言え、変換効率は重要なファクターです。

 
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