THD+N=0.0006% @1kHzの超低歪率/ 5MHzに及ぶ広帯域特性/ ほぼ完璧な125kHz方形波の再生能力
P-20プリアンプは、高度な切削加工によるアルミニウムケースに、数々の受賞歴を持つプリアンプ P-9を超えた音量調節機能など多くの重要な要素を納めています。なかでもプリアンプの音量調節機能は最も決定的な機能です。透明度とノイズの観点から、素晴らしいプリアンプであるP-9の音量調節をはるかに超える改善を実感しています。 |
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■ 音量制御 |
P-20のデジタル制御された抵抗切り替え式ラダー回路は、薄膜フィルム技術における新たな到達点です。精密性の向上とノイズフロアレベルを極限まで低減させるべく、1枚の薄膜フィルム上の信号経路に超低ノイズ抵抗を0.5dBゲイン毎に設置することで、正確に0.5dB刻みのお好きな音量レベルにてご試聴いただけるようになりました。更に、お手持ちの他の機器との入力レベルを一致させるよう、各チャンネルごとにボリュームを記憶します。 |
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■ 緻密なアンプモジュール |
P-20の心臓部にはオールディスクリートによる緻密なアンプモジュールが備わっています。応答スピードを最速化できる、超低ノイズなモノリシック・デュアルJFET、特別に選別されたV-MOSFET、そしてデュアルカスコード(cascode)コンフィグレーションの極めてフラットなhFEバイポーラトランジスタ等、全てのデバイスを遮蔽配置することで、最終電圧アンプにおける容量負荷を削減しました。P-20は5MHzもの出力帯域幅と100dBを超えるSN比、そして120dBを上回るダイナミックレンジを実現します。本質的に安定したP-20のゲイン回路にはコンデンサ又はDCサーボは存在しません。 |
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■ アイソレーション |
前述の重要な要素と合わせて、アイソレーションという点にも大いに注意を払いました。アンプモジュールは重銅板で断熱遮蔽され、熱ドリフトおよび、音質劣化の要因を除去しています。各々のアンプモジュールの内蔵レギュレータは、電源供給からのさらなるアイソレーションを実現します。同様に、個別に分離された浮遊電流供給方式によって、各々のモジュールのグラウンドシステムノイズからのセパレーションをさらに確実なものにしています。 |
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■ その他の装備 |
全ての調節機能はディスクリート電源供給され、P-20はいかなるロジックコントロールにまつわるクロック信号ノイズもアナログ部分の低レベル信号を汚染することがありません。P-20の最先端機能と合わせ、便利なNuForceオリジナルのリモコンが付属しています。P-20の分子レベル領域まで保持される明瞭さが、完全に透明で有機的なサウンドの実現に貢献し、オーディオが許す限り生演奏に近い全くストレスから解放された視聴体験の切り札となるでしょう。さらに、12Vトリガー信号システムによって手動操作を必要とせずにパワーアンプとの連携動作を可能にします。 |
■ 特徴 |
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超低ノイズ1nV/√Hz JFETs |
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音量コントロール機能としてデジタル制御、薄フィルム、超低ノイズレジスタの切り替え型ラダー回路 |
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メモリ保持付きフルマイクロプロセッサ制御 |
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信号経路において、コンデンサ及びDCサーボは存在しない |
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3つの個別の電源供給 |
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個々のオーディオチャンネルは遮熱の重銅シールドにて遮蔽 |
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ソリッドステンレススチール背面コネクタパネルが信号グラウンドリファレンスを成形
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